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  <title type="text">Lily in the sky with Dynamite</title>
  <subtitle type="html">好きなことをいろいろと</subtitle>
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    <published>2015-01-15T06:32:22+09:00</published> 
    <updated>2015-01-15T06:32:22+09:00</updated> 
    <category term="旅のこと" label="旅のこと" />
    <title>ラブ　ピース　アート</title>
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      <![CDATA[<a title="" href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/ny_02_02.jpg" target="_blank"><img alt="" src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1421270894/" /></a><br />
<br />
ニューヨーク、二日目。<br />
アーミッシュ・マーケットでコーヒーを買ってMoMAへ。マティスのエキシビジョンをひととおり、階下へおりてゴーギャン、ダリ、ゴッホ、ピカソ。信じられない。ちかくでみるときわだってその愛らしさにうたれるクリムト。ああ！　この絵をみるためにここに来たのだったと何度でも思う。いたましさと勇敢さを金色の額にいれたようなカーロ。モネの夢みたいな美しさ。<br />
ウォーホルのマリリン・モンローにさよならを言い、列がたえないとうわさのフード・ベンダーでチキン・プラッターを買って地下鉄に乗る。カメラのバッテリーを気にしながらグリニッジ・ヴィレッジに向かう。<br />
通りの一角ではクリスマス・ツリーが売られている。ショウ・ウインドウにはラメの星とトナカイとあかいリボンのギフト・ボックス。つめたい風は針葉樹のにおいがする。クリスマスまではあとすこし。<br />
歴史ある薬局でハンド・クリームをためして、パフューマリーとレタープレスをのぞく。キャリー・ブラッドショーのアパートメントの前を通って、マグノリア・ベーカリーでカップケーキ。恥ずかしいほどおきまりの、でもはずせないアドレス。<br />
<br />
六番街を北へ歩いて、ヴィンテージ・ジュエリーと食器と本とユニオンスクエアガーデンのクリスマス・マーケットを見にいく。トロントとも東京ともちがう。でも都会。ニューヨークだけが特別とは思わないけど、五番街の角をまがって信号機の向こうに大きなツリーをみつけたときは泣いてしまいそうだった。だってニューヨーク、ニューヨーク。<br />
<br />
<a title="" href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/ny_02_01.jpg" target="_blank"><img alt="" src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1421270804/" /></a> <br />
<br />
<a title="" href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/ny_02_03.jpg" target="_blank"><img alt="" src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1421270883/" /></a> <br />
<br />
<a title="" href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/ny_02_04.jpg" target="_blank"><img alt="" src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1421270884/" /></a>]]> 
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    <published>2015-01-12T09:33:21+09:00</published> 
    <updated>2015-01-12T09:33:21+09:00</updated> 
    <category term="旅のこと" label="旅のこと" />
    <title>ブルックリンナイツ</title>
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      <![CDATA[<p><a title="" href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/ny_01_02.JPG" target="_blank"><img alt="" src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1420769236/" /></a> <br />
<br />
ニューヨーク、一日目。<br />
真冬の薄い雲のかかった青空、ハイウェイの向こうの魔天楼、トロントよりはせまい道幅、途切れなく建ちならぶブラウンストーン。<br />
地下鉄の入口は見過ごすほどで、階段をおりると危ない、都会の、匂いがする。タイルづくりの駅名表示は駅ごとに色が違っていて、地下鉄はすごくゆれる。線路にカメラのレンズキャップを落とした。うかれていたために。<br />
<br />
ダンキン・ドーナツのホット・チョコレートはソルテッド・キャラメルがいちばん好き。街角ごとにオレンジとピンクのロゴ・マークをみつけては寒さをいいわけに買ってしまう。<br />
あこがれのブルックリン・フリーはクリスマス・オーナメントとファーとローカル・アートとヴィンテージ家具、おしゃれな、おしゃれな、おしゃれなものと、おしゃれなひとたちであふれていて、帰りのバスのなかでとけてしまうとわかっていても、魔法のかかった何かを買って帰りたいと思う。<br />
そうニューヨークには、わたしが着ているものとあなたが着ているもの、いまここで取り替えてほしいと思うようなひとがたくさんいて、でもそれは反則だから声はかけない（もちろんそんなことはできない）。<br />
おしゃれは、うわべだけのものだと思うひともいるようだけど、そうじゃないことを知っている。インテリジェンス。愛して、楽しむ気持ち。悪夢のようなできごとが人生では起こってしまうけど、そういうときはすてきな服を着て乗り越える。<br />
<br />
地下鉄の線路図をなぞりながら次の目的地、ダンボへ。ブルックリン・ブリッジとウィリアムズバーグ・ブリッジは見分けもつかないし調べもしなかったけど、まだネオンがつく前のおそい夕方のマンハッタンと太陽の明るさの残る水辺は美しく、風よけにかこわれた回転木馬はかわいらしくて、十二月のウエディング・ドレスは都会的で、映画の撮影みたいだった。<br />
<br />
九時を過ぎた夕食にラム肉のピタ・サンドイッチ。スパイシーなマヨネーズをつけてたべるフレンチフライはモントリオールのプティーンの三倍はおいしかった。ジャンクフードではだれもアメリカに勝てない。<br />
旅行中はいつまでも起きていたくなって困る。<br />
<br />
<a title="" href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/ny_01_05.JPG" target="_blank"><img alt="" src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1420769237/" /></a> <br />
<br />
<a title="" href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/ny_01_03.JPG" target="_blank"><img alt="" src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1420769234/" /></a></p>]]> 
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    <published>2013-04-17T00:11:43+09:00</published> 
    <updated>2013-04-17T00:11:43+09:00</updated> 
    <category term="旅のこと" label="旅のこと" />
    <title>美しさ</title>
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      <![CDATA[ <a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/P8130492.JPG" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1366124355/" alt="" /><br /></a><br /><a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/P8130541.JPG" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1366124350/" alt="" /><br /></a><br /><a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/P8140650.JPG" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1366124351/" alt="" /><br /></a><br /><a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/P8140649.JPG" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1366124353/" alt="" /><br /></a><br /><a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/P8140678.JPG" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1366124357/" alt="" /><br /></a><br /><a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/P8140680.JPG" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1366124354/" alt="" /><br /></a><br /><a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/P8140673.JPG" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1366124349/" alt="" /></a><br /><br />母なる河、ガンガーで沐浴すればすべての罪は洗いきよめられ、遺灰を流せば輪廻から解脱できるといわれている。モンスーンの雨で水かさが増して、流れははやく、風はつめたかった。ものすごい数のひと。牛とやぎ。物乞いの視線と手。それをこわいと思ってしまうこと。ちいさなこども。貧困とイノセント。かわいそうとか不憫だとか思うものさしはいらなくて、だからといってほかに役に立ちそうなものも持っておらず、ヒンズーの文化と言い切ることもできず、ほんとうにこんなにわからないことなんてほかにはないんじゃないかと思うくらいわからなかった。ことばも見つからない。<br />インドのひとびとは、一概には言えないかもしれないけれどすくなくとも、わたしによくしてくれたり、話しかけてくれたり、すれちがったり、寝台列車の同室に乗り合わせたりしたひとたちは、親切でやさしく、笑顔がほんとうにほんとうにほんとうに愛らしかった。なんて表現してよいのかわからないけど、愛らしい、が近いと思う。<br /><br />これは、帰りの、雷でなかなか地上に下りられなかった飛行機の（いろいろあって成田から大阪まで国内線に乗ったのでした）中で考えたことなんだけど、日本のサービス水準はすばらしく、フライトアテンダントは美しく、こまやかな気配りと思いやりにあふれ、雷だろうと大雨だろうとたしかに快適なフライトを提供してくれました。それは日本のよいところだと思うし、誇らしいところだとも思う。お手本のような心配り。その完璧さ。でもそのことへの反発心がなんとなくあるような気がする。わたしの気持ちのなかに。<div>ゆきとどいたサービス。きちんと列にならぶ秩序。日本の教育水準の高さゆえかもしれない。ちいさいころから、小学校でも中学校でも高校でもたぶん大学でも、道徳を学び思いやりを学び助け合うことを学びやさしさ学んできた。でもその長い時間をかけて学んだことをたいして使えていない気がしてしまう。ひとにやさしくできているなんて到底言いきれない。マニュアルどおりのやさしさでなく、教科書に書いてあったような道徳でなく、もっと透明で力強い何かを、インドではたしかに見たような気がするのに。牛の糞や噛みたばこのにおいのしない清潔な日本の空港がもちろん、悪いわけじゃないけど。<br /><br /></div><div>インドで義務教育が開始されたのは最近のことで、義務だからといってこどもがみんな学校へ行けるわけではなく、物乞いをして、はたらいて、暮らしていることはぜんぜんめずらしくなくて、ガンジス川のほとりで観光客つかまえてあれこれお土産物を売っていた少年は（なんかいも名前を教えてくれたけど発音が難解で、若干ちがってるかも。マーブーと言っていた。でももっといろんな音の組み合わさった発音だった）ハンサムアンドスマートに道案内をしてくれたし、牛からかばってくれたし、物乞いの女の子はかわいい踊りを見せてくれたりもして、それは生きる術であったし、でも無邪気さでもあって、それがイノセントじゃないなんてわたしは思わないし言えもしない。つまり、1ルピー札をおりたたんでその（何かの）代金をはらうために身構えているしかなかったわたしと彼らとでは、きっと彼らのほうが透明なこころで生きているのだと思った。それがよいかわるいかということでなく。生きるための強さ。彼らは生命力にあふれ、たくましく、笑顔は愛らしく、親切だった。長年かけて悪くない教育水準のもと教えられて学んだわたしのやさしさも思いやりも、あの喧騒の中ではたいして役には立たなかった。<br /><br /></div><div>じぶんの目で見たことが土壌になり、やさしさを育むのかもしれない。ひとから受け取る物も多くあると思う。慈しみややさしさを育む栄養になるようなものを、たしかにたくさんもらってきたと思う。わたしはわたしの学んできたことを価値のないことにはできない。</div><div>ここまで書いて何が言いたいのか絡まりすぎてぐちゃぐちゃになってしまったけど、出口がないからこの混乱のままに記録しておこうと思います。うろうろと考え、記憶にしまいこみ、またひっぱりだしてきて、恥ずかしく思わないわけじゃないし、こんなきれいっぽい言いかたでまとめてしまうことも違う気がしてるけど。</div><div>結局のところ、たったの一週間ではうわべすらも知りえなかった。インドは広大で謎にみちていて神秘的で危険で愛らしくて美しかった。くさかったし熱かったし暑かったし汚かったしたいへんだったし列車は三時間も平気でこないし無秩序で混沌としていた。でも好きだ。</div><div>うわべだけでもじゅうぶんすぎるほど。受け止めきれない。だけど悟りをひらくための旅行ではないので、旅行者らしく大いに楽しんだ。カレーを食べ、サリーを着て、きらきらの靴を買って、靴屋さんでかわいいかわいいと叫び、お店のひとに苦笑いされた（そしてまた来るよう名刺ももらった）時間はすくなすぎて、考えることはありすぎて、だから次はもっと長い期間、滞在したいと思います。ヨガの修行でもしながら、しばらく暮らしてみるのもいいかもしれない。この次にインドに来られるときまでには、わたしの土壌をもっと豊かなものにしておきたい。<br /><br /><a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/e46f49aa.jpeg" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1366125044/" alt="" /><br /></a><br /><a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/DSC00986_edited.jpg" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1366125030/" alt="" /></a><font class="Apple-style-span" color="#000000"><br /></font><br /></div><br />]]> 
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    <published>2012-11-20T23:56:51+09:00</published> 
    <updated>2012-11-20T23:56:51+09:00</updated> 
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    <title>青色</title>
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      <![CDATA[<a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/966973f5.jpeg" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1353422851/" alt="" /></a><br />
<br />
<a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/cacf5f80.jpeg" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1353422840/" alt="" /></a><br />
<br />
<a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/P8130445.JPG" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1353422925/" alt="" /></a><br />
<br />
バラナシの夕暮れは美しかった。ほんとうに美しかった。<br />
<br />
]]> 
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    <published>2012-11-11T17:56:57+09:00</published> 
    <updated>2012-11-11T17:56:57+09:00</updated> 
    <category term="旅のこと" label="旅のこと" />
    <title>麗しのチャームンダー</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/94d2cf14.jpeg" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1352624584/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
<a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/P8130374.JPG" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1352624105/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
列車が遅れたため、予定を大幅に遅れて駅に到着。ずっとここへ来たかった。ガンジス河の街、バラナシ。<br />
通りは、ひとと牛とやぎと車とバイクとリクシャーがあふれ、風は砂埃にかすんでいる。すこし歩くだけでも溺れるほど汗をかく。<br />
時間がないから到着後すぐ、ブッダが悟りをひらき、最初に説法をした場所、サールナートへ。バラナシ市街からは車で約一時間ほど、でこぼこの道と荒っぽい運転のおかげで退屈しない。車の窓から街をながめているのはたのしいし、サールナートへ近づくにつれ、風景がそっけないほど素朴になっていくのもおもしろい。あらゆるいきものが溢れすぎてる市街地と、ひっそりとしている郊外。インドはほんとうにほんとうに広い。<br />
<br />
<a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/P8130312.JPG" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1352624135/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
遺跡のあいだを縫ってひととおり歩き回ったあとは博物館を見学。ここに、ぜひお会いしたかった神様がいた。<br />
チャームンダー。死の女神といわれ、それはおそろしい姿をしている。しぼんで垂れさがった乳、痩せ細ったからだ。肌は病み、蠍の毒におかされ、首には生首を飾っている。この世のあらゆる苦しみを背負い、バンヤン樹の下、死骸の上で躍る。<br />
世界は美しいものだけじゃないから、苦しみをだれかが引き受けないといけないのかもしれない。それなら愛や幸福をつかさどる神様だけを崇拝するわけにはいかない。<br />
チャームンダーはしぼんだ乳で人々に乳を与える。ほんとうの苦しみを知る彼女にしか、慰められない傷があると思う。<br />
相反するふたつのものが混ざり合ってる。病と癒し、生命と死、どちらか片方が欠けても、世界は調和をなくしてしまう。なかったことにはできないし、見ないわけにはいかない。<br />
学生のころに遠藤周作の『深い河』を読んで以来、チャームンダーがずっと好きだった。遠すぎてこの旅ではとても行かれないけれど、チャームンダーをまつる寺院があると教えてもらった。いつかかならず訪ねてみたい。<br />
<br />
<a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/P8130422.JPG" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1352624050/" border="0" alt="" /></a>]]> 
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    <published>2012-11-03T02:53:08+09:00</published> 
    <updated>2012-11-03T02:53:08+09:00</updated> 
    <category term="旅のこと" label="旅のこと" />
    <title>ミッドナイト・エクスプレス</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/DSC00838.JPG" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1351878239/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
デリーからバラナシへは寝台列車。<br />
駅にはうわさの体重計があった。『世界の車窓から』でいつか見たことがあって、計ってみたかったけど、インドのコインはなかなか手に入らず、くしゃくしゃよれよれのルピー札ではだめなようなのであきらめる。<br />
<br />
<a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/DSC00835.JPG" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1349588223/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
線路には犬がうろうろしてる。ひともうろうろしている。列車はもちろん時間どおりにはこないので、地面にすわって話しこんだり、ぼんやりしたり、みんな思い思いにすごしている。<br />
駅じゅうが同じ匂い。牛の糞と土とひとと暑さと夕方と香辛料と噛みたばこの匂い。くさいけど、すぐに慣れる。きらいじゃない。でもくさい。<br />
電車が遅れに遅れ（3時間も！）やっときたと思ったら、扉には鍵がかかっていて、またしても待たされる。清掃中ですぐには乗せてくれない。もう暑くて！　駅のホームはちょっとしたサウナ。くさいサウナ。<br />
あんまり頭にきたのか、乗り口に向かって怒鳴っていたおばあさんが、ドアにもたれかかって動けなくなってしまった。おばあさんの家族や心配した通りすがりのひとと一緒になってドアを叩いたり、叫んだりして騒ぐ。なんと言っているかはわからないが、ものすごく怒っているのはよくわかった。怒っているときでも、ヒンディー語は不思議な響きで、いいなと思った。暑さとひとごみの中、みんなでくちゃくちゃになっておばあさんを励まし、好き勝手に介抱する。そうしているうちに、ようやく乗車口が開いた。大阪弁で怒鳴ったのが効いたのかもしれない。<br />
<br />
<a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/DSC00872.JPG" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1349588235/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
ひとつの座席にふたりですわるご夫婦も。<br />
寝台車は二階建てベッドのようなつくり。スーツケースは自転車のチェーンで座席につないで鍵をかけておく。荷物が迷子になるのは、ほんとうによくあることなので。<br />
ひとの多い駅ではかばんはからだの前にしてしっかり持っておくこと。こわがりすぎるのはよくないけど、なくしたらたいへん！<br />
<br />
<a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/DSC00884.jpg" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1351878922/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
眠って起きて、朝ごはんを食べ、チャイボーイが売りにくるチャイを飲み、穴があいてるだけの（駅に止まっているときは使用不可。出したものは線路に！）トイレに行き、汚れた窓の外をながめ、10時間くらいかけてバラナシに到着。<br />
手加減なしのエアーコンディショナーのせいで寒くて寒くて何度か起きたけれど、寝心地はなかなかよかった。]]> 
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            <name>ゆりこ</name>
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    <published>2012-10-25T01:10:10+09:00</published> 
    <updated>2012-10-25T01:10:10+09:00</updated> 
    <category term="旅のこと" label="旅のこと" />
    <title>カルマ</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[夏の旅行のことなのに、もうすぐ冬になってしまう！　じゅうぶん時間あったはずなのにいったい何をぼんやりしていたんだろう。続きます、インディアンサマーメモリー。<br />
<br />
ヴィシュヌ神をまつるラクシュミーナラヤン寺院のまわりには、おみやげものの屋台やお供えの花を売る露店がたくさんならんでいる。<br />
寺院の中はばらのいい匂いがして、うっとりと神聖な気持ちになった。ああ、これがインドなのね！ いそいそと靴を脱いで、花びらの落ちてる白い石の階段をのぼり、いざ初めてのおまいりへ。<br />
ヒンドゥー教の最高神、シヴァ神や、運の神様でぞうの顔をしたガネーシャ、猿の顔のハヌマーン。神様たちはお花と宝石と金で飾られて、かわいくてカラフルだった。<br />
おまいりをしたしるしに、おでこに朱色の粉をつけてもらう。うれしい。<br />
写真は禁止だったので、かわいい神様たちをまばたきで切り撮ったつもりになって、寺院を出た。<br />
観光バスを待つ間、ぼんやり道端に立っていると学生服の女の子がわたしに近づいてきてどきどきしていたら、きれいな帽子ね！　と言ってくれた。うれしかったのでこの日はずっとかぶってた。陽射しの強いインドでは、大きなリボンのついた麦わら帽子はたいへん役に立った。<br />
<br />
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次はインド門へ。第一次世界大戦で戦死したインド兵のために建てられた慰霊碑だそう。日本でいう終戦記念日はインドの独立記念日。<br />
ヘナで手に絵を描いてあげると声をかけられる。こまかいお金を持っていなくて、断ってしまったことを旅のあいだじゅう後悔していた。十歳かそれくらいの女の子で、ほんとうにかわいかった。あの黒い大きな目を忘れられない。恋に落ちたのかもしれない。<br />
どこへ行っても物売りと物乞いに声をかけられて、不慣れだからか、すこし疲れる。わかっていても心は痛むし、苦しくなる。だからといって、この国の宗教や風習に意見する立場じゃない。わたしは旅行者で、お客様で、よそものだった。でもそれは、わるいことでも、かなしむことでもない。ただの事実で、パスポートに書いてあるとおりのこと。<br />
ほんとうに、どこへ行っても、たくさん手をさし出される。芸を見せてお金をもらう子供や、ちいさな手に品物をのせて買って買ってと言う子供。太鼓の音にあわせてそくてんしたり、くるくるまわったりする、五つくらいのちいさな女の子もいた。<br />
レストランでは、トイレの電気をつけてくれたり、手を拭く紙をくれたりするひともいる。タイミングが合えば、すこし渡すこともあったけど、なかなか自然にはできない。10ルピー札をちいさくたたんで、今か今かと構えてしまう自分がいやだった。<br />
バクシーシ。施しとはちょっと違う。喜んで捨てる、と書いて、喜捨。バクシーシ。<br />
どうすることが、いちばんよいのか。考えて、考えて、考えたけど、正しい答えがわからない。よい、ということがぐらぐらして、自どうしても信が持てなかった。何を幸福とするか、よろこびとするか、よいこととするか、正しいおこないとするか。いつも暮らしているところではわかったふうな顔をしてるくせに。<br />
考えたってわからないことは、グッド・カルマのために、で済ますことにする。旅が終わってもわからないままだったら、おみやげにして持って帰ってしまえばいい。<br />
よりよくうまれかわるために。来世のために。幸運のために。ぜんぶ信じてるわけじゃないけど、せっかく神様のいっぱいいる国にいるのだから、よくよく幸運を願っておく。<br />
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リクシャー（自転車タイプの人力車）に乗せてもらってオールドデリーを見てまわった。<br />
せまい路地、絡まるようにたくさん干してある色とりどりの洗濯物、ひしめき合って暮らす人々、喧騒、クラクション、牛の糞。粘土を焼いてつくった煉瓦を積み重ねただけのような街並みと、色鮮やかなサリー。まばたきを忘れてしまう。<br />
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お昼はカレー！ バターチキンカレーとマトンカレー、ほうれんそうカレー！<br />
タンドリーチキンにミントのソースをかけて食べたのがおいしかった。<br />
ナンもたまねぎのピクルスもおいしかった。もちろんカレーもおいしかった。<br />
アチャ！ アチャ！ アチャ！（すてき、とか、おいしい、とか、いいね、というような意味）食べているときもうるさいわたし。<br />
日本でインド料理店に通い、友達までつき合わせてでさんざん練習した成果を発揮して、わたしの右手はほとんどパーフェクトなインド仕様。すばらしくスプーンとフォークの役割を果たしてくれた。でも、ごはんは想像していた以上にぱさぱさ、ぱらぱらで、早々にあきらめ、ほんもののスプーンを使った。<br />
ほんとうにほんとうにおいしい。さすがは魅惑のインド。スパイスの魔法にかかってしまった。]]> 
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            <name>ゆりこ</name>
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    <published>2012-10-13T02:09:55+09:00</published> 
    <updated>2012-10-13T02:09:55+09:00</updated> 
    <category term="旅のこと" label="旅のこと" />
    <title>マサラテレビジョン</title>
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      <![CDATA[<a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/P8120140.JPG" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1349588256/" border="0" alt="" /></a><br />
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インド備忘録は続きます。<br />
二日目はデリーへ。さすがは首都、大使館や大統領官邸の近くは広いきれいな道も多く、ほかのどの街より都会でした。<br />
写真はフマユーン廟。16世紀にイスラム教の王様がつくったお墓で、タージマハルはこの建物の模倣だそうです。<br />
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庭園がすばらしく美しかった！　大きなガジュマルの木、濃い緑と射るような陽光、乾いた土の匂い…！　暑くて倒れそうだったけど、日が暮れるまでここに座っていられたらなあ、と思っていました。<br />
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一緒に写真を撮って！　と言われて、インド人ファミリーの記念撮影にお邪魔しました。わたしも一枚撮らせてもらった＾＾　いいえがお！<br />
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おどろいたことも、あきれたことも、感動したことも、たくさんあるけど、想像をはるかに超えていたのがテレビ番組。<br />
インドはほんとうにほんとうに映画の国！　テレビでは毎日いつでも、どのチャンネルでも、インド映画が放送中なので（しかもチャンネル数がすごく多い！　もちろんバラエティ番組もたくさんありました。テレビショッピングも、カラオケコンテストみたいなのも）目移りしてしまってたいへんでした。<br />
インド映画といえば、わかりやすいストーリーと美しい衣装、ロマンス、ちょっとぽっちゃりな二枚目スター。そしてみんなで踊りうたうシーン！<br />
ほんとうは寝る間も惜しんで映画を観ていたかった。名残おしい気持ちいっぱいで毎晩テレビを消していました。日本でもたくさん観られたらいいのに！]]> 
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            <name>ゆりこ</name>
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    <published>2012-10-06T02:38:23+09:00</published> 
    <updated>2012-10-06T02:38:23+09:00</updated> 
    <category term="旅のこと" label="旅のこと" />
    <title>オール アバウト マイ ジャーニー</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[八月にインドへ行ってきました。ひとりで。よい旅だったので、思い出を残しておきたくて、旅行記を書こうと思います。 <br />
なんとなく気に入っているいちまい。<br />
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でも文字にするとぜんぜんおもしろくないんだよーどうしよう！　だけどたぶんバックパッカーたちのサイトにはおもしろくて役に立つすてきな旅行記がたくさんあると思うので、ここに書いてあることがぜんぜんおもしろくなくても大丈夫なはず。怒ったりしないでね！ hehehe<br />
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最初に、この次ビザをとるときのために、ビザについて書いておこうと思います。インドのビザはすごくたいへん。面倒くさい。ほんとうに面倒くさい。しかもたった六か月しかもらえない。<br />
まずオンラインで申請をして、約束の日にち、時間に申請所へ行き（行けない場合は郵送サービスもあるようです）順番を辛抱強く待って、いろいろとうるさく言われながら（写真のサイズが違うとかで突き返されることも。きちんときちんと書かなければ受け取ってもらえないとか！）なんとか書類を提出することに成功したら、数日後にビザを受け取りに行けなければいけないのです。なんてこと！<br />
しかもこのオンラインの申請が今年の五月に開始されたばかりだとかで、日本語のページもなく、ホームページのつくりも不安定で、ちょっと泣けてくるくらい面倒くさい。<br />
本籍地、宗教、両親の出身地、見た目の特徴、職業、泊まるところ、パスポート発行場所…！　たくさんの項目と絡まってる情報！<br />
だから、ビザがもらえたときは、思わずパスポートを抱きしめたくらいうれしかったです。よかったそれからは指折り数えて出発の日を待ち、きっと襲ってくるであろう悪魔の下痢を迎え撃つための薬を買いそろえ、スーツケースを選び、カメラを新調し、あれこれと準備をしました。それなのに。<br />
ストライキ！ 世界のどこかで行われているのは知ってるけど、わたしとわたしの生活にはさっぱり縁のないものと思っていました。ところが。飛行機が！ ストライキで欠航になってしまった！<br />
そもそも鉛の船が空を飛ぶことをよしとしないわたしとしては、飛行機に乗るというだけでも嫌なのに！<br />
代替え便は成田から。羽田へ飛び、成田へバスで移動。慌てていてせっかく買った地球の歩き方を家に置いてきてしまったわたしは、はやくも不安で爆発しそうになりながら、なんとか国内トランジット（トランジットっていい響き！）に成功し、エアインディアに乗り込みました。<br />
日本では（というかインド国外では）ルピーの両替ができません。というのを知らなくて、うわあああんお金持ってないどうしよう！ と思っていたけど、インドの空港には両替カウンターがたくさんあり、これは後で知ったことですがホテルや街中でも両替ができるので、心配する必要はなかったのでした。<br />
機内では夢中でインド映画を観ていました。大好き！<br />
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<a href="//yurico.blog.shinobi.jp/File/india001.jpg" target="_blank"><img src="//yurico.blog.shinobi.jp/Img/1349457458/" border="0" alt="" /></a><br />
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夕方、デリーに到着。ホテルへ。バックパッカー旅行でもなく、ホテルもツアーも手配しているのに（そしてガイドさんに迎えにきてもらっているのに！）とても不安。どきどき。<br />
空港を出るとインドの匂い。暑くて、空気は湿っていて、暑くて、インドの匂い。ほんとうにそんな感じ！ わーーーんインド！<br />
そしてわたしのどきどきをよそに、ガイドさんはちゃんと迎えにきてくれていて、ホテルまで送ってくれました。よかった。<br />
この日はデリー泊。飛行機で疲れたので、ゆっくりやすみましょう。<br />
と思っていたのに、エアコンが効きすぎて寒く、切ったら原因不明のかちかち音がしてうるさく、きいきい言いながらよくわからない装置のスイッチを切ったりして、ようやく眠りにつきました。<br />
（続きます！）]]> 
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            <name>ゆりこ</name>
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    <published>2012-10-06T02:34:56+09:00</published> 
    <updated>2012-10-06T02:34:56+09:00</updated> 
    <category term="いろいろ" label="いろいろ" />
    <title>にっきはじめました</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[思えばずいぶん長いあいだ日記を書いていなくて、書きかたを忘れてしまいました。<br />
好きだったのにな、と思うといまさら恋しくなって、借りてきてしまいました。<br />
あまり上手ではないけど写真もつけて、いろいろ書いていけたら、と思っています。<br />
 <br />
もう秋になってしまいましたね。はやいなあ！<br />
夏のうちに、ちゃんと文字にして残しておこうと思っていたのに、いつのまに時間が経ってしまったんだろう。<br />
ぼうっとしているうちに、季節は行ってしまうのだなあ。ううーん。]]> 
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